Sunday, February 1, 2015

Initiation 





雪でしたな。
雪はあっさり溶けて週末は、すこーんと抜けた青空です。

一つ前のポストはちょっと元気なかったけど、
げんきんなもので晴れたらとても嬉しいし、元気。
そんなものなんだよね〜。


週末の仕事があっさり片付いたところに、
御苑に(年間パスポートも買ったし)土曜の朝は散歩。
さすがに人全然いなかった。

こないだ、初めて行った時もそうだったけど、御苑の森に入ると
お腹のあたりが、嬉しくってすごいざわざわする。
浮かれ虫みたいなやつ。
無条件で体が勝手に緩む感じ。
結構この感じを味わうのは久々かもしれない。
白金の自然教育園ではこんな風にはならなかった。
都会の中で自然の方がきちんと声を発してくれてる感じが好きなんだろうな。
プロスペクトパークを重ねてしまう。
都会で、人の声や気配がしない場所ってそうそうないものね。
有料で皆にいつでも開かれてないし、
やはり人の手が相当に入ってる整然とした美しい苑でも
100年くらい経ってしまえば自然は自然で勝手に育ってるのがいい。
贅沢なことです。
神宮の森も行こうと思う。


ちなみに、この真逆の条件反射は
横浜の日ノ出町/黄金町あたりに行くと
体が勝手に縮こまる。
上が浮かれ虫なら、こっちはびびり虫だな。
別にあの界隈で危ない目にあったわけでないけど、
ある種の盛り場はとにかく警戒して歩く、ということが体にしみ込んでる。


どちらにしても、アメリカ時代の名残なんでしょう。
だだっぴろいワイルドな公園と、そこで憩うのが自然な人たち。
猥雑な下町と酒と、男女と、げろ。
みたいな。


冬になると、くそ寒いNYをやはり思い出すけど、
やはりあんなに寒い街はもう住めないかもなあ。
これは、辛い思い出が
(確かにカツカツだったり、信じらんない変な人に困ることもあったけど)、、、
とかよりも
動物レベルであの寒さが無理なのかも。
よく九年も住んだよ。


そして、やはり思うのは
街自体に恋をするってことは、
NYにはなかったんだと思う。
あそこで出会った友だちはみんな本当に掛け値ない大事な友だちだけど、
皆フットワークが軽いから、どこでも会えるし。
また、どこかへ行く途中みたいな気持で
あの街に行けるといいなあ。と思う。
まだきっとある思い入れとか執着がぜんぶ消えたころ
新しくNYとまた出会ってみたい。
そしたらどんな風に思うんだろ。


今東京が好きなのは、沢山好きな人がいるから。
それだけでも今はいいや。
御苑もあって、階下には素敵な夫婦と彼らのひょうきんなお子が住んでいる。
これを楽しまずにいられましょうか。


さて!今日もアレンジ進むといいな〜。

ゆきこ


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