Thursday, February 12, 2015

告白 / America

バレンタインシーズンだからと言う訳でもないけれど、
本日B&Bにて、
長年ほんとうに私の心の灯火であったよしもとばななさんに
手紙と音源を渡して走り去りました。
完全に変なやつだったな。。。。

小田急線が新宿につくまで、頬がずーっとかあっとしてたよ。
中学生みたいな気持でした。

そして
青葉市子さんのうたごえが
「小さな声で語られる物語」そのものだった。
彼女の歌にもっと、手を耳にあてるくらい、
うんと集中して耳を傾けたい。
走り去って買えなかった音源を買いにゆかねば。


それにしても。
いつか会ってみたい、は
いつ叶えてもよかったんだねえ。
今日は思い切って行ってみてよかったな。

私も、また謙虚に歌を、詩を作ろう。
ほんとにそう思いました。




さて、新宿に高揚したまま着いてしまったので
勢いでBoyhood(6歳の僕が大人になるまで)も観ました。
赤土や、岩や、何もないハイウェイ。
ピックアックトラック。
母であるよりも、女である自分をついとってしまう母親。
その彼女をずっと気にかけている再婚した父親。
ちょっと自分勝手なアメリカ人たちと繊細な主人公を
観ていて、昨日今日のB&Bのために読んだ
「鳥たち」を重ねた。


メイソンの10代をじっと見つめててあらためて思ったのは
10代と言うのは、本当に辛い時期だな。
どの国で生まれ育ったとしても、
群れからはみ出してしまう自分に気づいてしまう人たちは辛いんだな、ってこと。
これは、「鳥たち」のまこちゃん、嵯峨くんもそうだけど。
羊みたいに無自覚に群れていられたらどんなに楽か。
でも、群れないからこその人生の暗さと厳しさ、そして、美しさと幸せを知っているから
そちらにはいかない人たち。


こないだ書いたポストに通じるけど
わたしがアメリカに別にもう住まなくていいと思ってるのは、
どこにいっても本当に本当は、
馴染めない自分をうんざりするくらい知ってるから、
って言うのもある。
だから、ある程度はどこでも辛くならないようにしてるんだろうな。

なんで、このテーマを最近よく考えてるんだろ。
掘り下げていってみよう。

さて、今日はばななさんも沢山寝なさいとゆっていたので
このへんで。

おやすみなさい。

ゆき


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